ボランティア活動は、個人が自発的にみずからすすんで行うものであるため、その目的もいろいろです。きっかけも一人ひとり違います。ボランティアは、何らかの助けを求める人に手をさしのべないではいられないという思いと、ボランティアを受ける側の「協働(同じ目的のために、協力して働くこと)の企て」として行われるものです。

ボランティア活動の目的は、それぞれの活動の内容によって異なりますが、広い意味では、自分たちの生活する社会において起こる社会問題や課題の解決に対して、自分たちがその問題を解決していこうというものです。ですから、ボランティア活動は政府や自治体がプログラムした活動だけを行うものではありません。範囲、方法、手段、規模などすべてがさまざまであるとともに、ボランティアが完璧なものであるとはいえません。個と個の対立が少なからず起こり、トラブルも発生しやすくなるのです。そこには、他人のペースに合わせる、相手の気持ちになって行動するなど、コミュニケーションの必要性もあります。

現在ボランティア活動はいろいろな場所で活躍しています。2007年の能登大地震、1995年の阪神・淡路大震災の際にも沢山の人がボランティアとして活躍しました。しかしその中に少なからず、迷惑なボランティアがいたといわれています。これは、一部の人のボランティア活動に対するかん違いが原因。

ボランティアは利益を求める企業の活動とはちがい、他人のペースに合わせて動くこと、相手の気持ちを考えて周囲の様子を客観的に考えてみることが大事です。また、ボランティア活動は、誰かが仕事を割り当ててくれるわけではありません。その場所で自分がどう行動し、どんな役割を果たすかを考えるのはボランティアを行う自分自身なのです。



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